HOME > ブログ@ラックスマン > MES2006出展レポート(2) -デモカー編-

ブログ@ラックスマン

[2006.6.22 16:20]

MES2006出展レポート(2) -デモカー編-

・・・レポート(1)より続く
このエントリーでは今回がデビューとなった2台のデモカーのシステム紹介をいたします。特にポルシェは搬入当日に音質チューニングが完了したばかりのホヤホヤ状態でのお披露目となりました。
<ポルシェ911カレラ>
mes2006f.jpg
フロントトランクにインストールされたCMX-400/CMX-200
ポルシェは当然フロントボンネットの下にインストールということで、いかにコンパクトなCMXシリーズといえども、複数台の設置となると工夫が要るものです。今回は下部にCMX-200と電源強化キャパシターのXCP-1000をまず入れ込み、かぶせるように2段目にCMX-400を装着。
しかしここで問題が・・・当然デモカーとしてのインストールでは全ての機器を見える状態で装着したいもの。さらにCMXは高機能なデジタルクロスオーバーを内蔵していますので、それをインストール後も調整できるようにしておかなければなりません。
(動画でお見せできないのが残念ですが)実はCMX-400をはめ込んだ革張りの2段目パネルが電動で上にスライド可能となっているのです。これにより、下段のCMX-200を見せることも調整することもできるようになり、ちょっとデモカーらしいギミックともなっているのがご愛嬌です。
mes2006_democar_p.jpg
カレラのシステム図。(画像をクリックすると大きなサイズで表示します)
システムはCMX-400によるフロント2ウェイ+CMX-200によるサブウーハーという典型的な2+1ドライブ環境です。CMシリーズならCM-6000を使ってよくやるパターンですね。
ソースにはパイオニアのプリ出力付きナビゲーションを使用して、一般的なユーザーのセンターコンソールをイメージできる、CMXによるマルチ駆動のファーストステップ提案です。設定の特徴はフロントウーハーを非常に重視しているという部分でしょうか。ほとんどの周波数レンジをこのウーハーに送り込み、ツイーターやリアのサブウーハーは料理でいうところのスパイス的な鳴らし方しかしていません。これでブライアン・ブロンバーグやマーカス・ミラーをブイブイ言わせても結構いけますし、フルレンジ的な自然な鳴りっぷりもなめらかな女声ボーカルなどで確認できました。
<メルセデスベンツCLS350>
mes2006g.jpg
リアトランクにインストールされたCMX-400 2台
一方ベンツはリアの広大なトランクスペースを利用して、どちらかというとゆったりとしたインストールです。装着された各機器の上からぴったりとはまるよう、きれいに削りだされた極厚のアクリルパネルでほとんど密閉してしまっても、熱的に問題にならないのが今回のデジタルアンプの特徴ですね。
ちなみに、ラゲッジスペースはほとんど犠牲にしていません。たくさんの荷物を積んだ長期地方出張もこれで安心です^_^;
mes2006_democar_b.jpg
CLSのシステム図。(画像をクリックすると大きなサイズで表示します)
システムはCMX-400を2台使用。おなじみのソニックデザインRシリーズをメインにした本格的フロント3ウェイ+サブウーハーです。
今回の特徴は純正システムの高音質化です。納車時にインストールされているオーディオ環境をいじりたくないのは、ここ最近の多くのユーザーの方々に共通するご意見です。今やセンターコンソールにはオーディオ以外にナビやETC、バックモニター、セキュリティといったさまざまな機能がひしめいており、ここを触らずに音質のグレードアップが図れるのなら、それに越したことはないはずなのです。
そこで登場するのが、純正システムのスピーカー出力をパワーアンプに入力可能なラインレベルに変換するインターフェイスユニットXAT-1000です。詳細は製品ページをご覧いただくとして、これにより、高品位なマルチ駆動スピーカーの環境構築も可能となるのです。
XAT-1000により純正ヘッド部のクオリティも引き出され、結果として「純正とは思えない」という多くのお客様のご感想にもつながったのではないかと思っています。
・ラックスマン カーオーディオ製品情報ページ
http://www.luxman.co.jp/car/index.html
mes2006hh.jpg
今年のブースをお手伝いいただいた青柳さん(左)と嶺崎さん(右)のお二人
ということで、今年のモービルエレクトロニクスショーは新製品、新デモカー、と新づくしの出展となりましたが、試聴を終えられたお客様の満足そうな表情を見たり、「やはりラックスマンだね」というご感想を多く聞くことができ、本当に苦労した甲斐がありました。今後また全国のいろいろな試聴会で新デモカーとともにお会いできることを楽しみにしております。

投稿者 luxman |イベントレポート

ページTOP
ページTOP

LUXMAN BLOG FEED

注目記事

最新記事

カテゴリー

以前の記事

記事検索