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ブログ@ラックスマン

[2009.3.3 14:10]

WOODY CREEKの新作です

オーディオ評論家・小林貢さん監修の高音質な録音で知られるWOODY CREEKの最新作「smile」が発売されました!

smile

今回は何と初のボーカルアルバムです。日本のジャズシーンで活躍中の新鋭、ウィリアム・シルクのソロデビュー作としてリリースされた本作は、今までのWODDY CREEKの名作の数々の例に漏れず、近年の録音現場では必須となっているコンプレッサーの類を一切使用しない、音質重視のディスクとなっています。

ディスクの帯には「かけるな危険」いやいや「再生時の注意事項」が書かれています。生音のダイナミックレンジを圧縮していないことによる他のCDとの音量差の注意。超低周波信号を含んでいることでのスピーカーユニットへの注意。…かける側にも気合が入ります。

しかし一曲目から、そんな肩肘張った気分をほぐしてくれるような、ウィリアム・シルクの伸びやかなボーカルが響き出します。そういえば試聴会ではこういうスタンダードな男性ボーカルをかけることが少なかったですね、今まで。

ところがこのアルバム、音質的に優れているというだけでなく、ちょっとした遊び心の入ったトラックがあります。それが15曲目にボーナストラックとして入っているシナトラのWitchcraftです。同じ音源が5曲目にもあるのですが、両者はマスターが違います。5曲目は他のトラック同様、TASCAMのDSDレコーダーによるデジタル音源。ボーナストラックの方は、Studerを2トラ76で回したアナログ録音なんです。以前よりCDフォーマットでも楽しめるアナログマスターの魅力を提案されていた小林貢さんからのプレゼントなんですね。この聴き比べはなかなか面白いですよ!

・ユキムオンラインストア「[CD] smile / ウィリアム・シルク~田中 裕士&伊藤 潮
http://www.yukimu.net/?pid=12268372

投稿者 luxman |インフォメーション

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