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ブログ@ラックスマン

[2013.5.9 11:17]

「春のヘッドフォン祭2013」でのちょっとした試み

いよいよ今週末の土曜日は、フジヤエービック主催「春のヘッドフォン祭2013」の開催です。

 

・「春のヘッドフォン祭2013」公式案内
http://www.fujiya-avic.jp/user_data/headphone_fes.php

 

ラックスマン・ブースは9階の904号室です。ぜひお越しくださいませ。

 

さて、今回は、DA-06P-700uという贅沢なヘッドフォン試聴環境をあらためてご提案する展示が中心となりますが、ひとつだけちょっとした実験的な展示を予定しております。

 

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それは、P-700uをモノラル改造した、”モノラル・ヘッドフォンアンプ”の参考展示です!

発売予定のない実験仕様です
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p-700u_mc_3
2台のP-700uそれぞれにキャノンコネクターを1本づつ接続!

 

きっかけは、P-700uの開発時にふと思いついた内容が元になっています。
ご存知のようにP-700uは、フルバランス出力を実現するために、アンプ回路を4チャンネル分搭載しています。そのため、アンバランス(通常の標準プラグ)出力時には回路が半分余ってしまうため、2回路ずつを束ねるパラレル構成を採用しています。

 

ここからはキリがない話ですが…。
だとすると、セパレーション性能の大幅な改善を始めとするバランス出力(BTL接続)のメリットは計り知れないのですが、アンバランス出力時のパラレル構成のほうが単純なドライブ力では勝ってしまう…

 

であるならば、実験的にP-700uをモノラル改造すれば、片チャンネルあたり4回路、すなわちBTLによるバランス出力時でも、HOTとCOLD回路のそれぞれをパラレル化できる!

 

そしてついでに、アンバランス出力時には製品版の倍のパラ数になる4パラレルを試してみよう、ということになったのです。

 

下の図は、通常のP-700uの構成図です。
20130509-1

 

そして、P-700uを2台使ったモノラル構成図がこれです。20130509-2

 

今後、ドライブの難易度が高いヘッドフォンがどれだけ登場してくるかはまったく想像がつきませんが、あくまで実験としてこの様な方法もあるのだということを面白がってご覧いただければ幸いです。

 

ぜひ、当日は、バランス改造したヘッドフォン(XLR3ピンキャノン仕様)を持ってラックスマン・ブース(9階904号室)にお越しください!
(もちろんラックスマンでも主要なヘッドフォンはご用意予定です)

投稿者 luxman |ただ今開発中

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